2010/6/24 木曜日

新商品リフォームフェアのお知らせ

こんにちは、友井です。

W杯、盛り上がってきましたね。

約半分のチームが1次リーグ突破を決めました。

前回準優勝のフランスが、1勝もできずに1次リーグ敗退が決まりました。

どんなに素晴らしい選手が集まっても、

それがチームとして機能しなければ勝つことができないということでしょうか。

日本は、個人レベルではヨーロッパや南米の選手に比べると、

見劣りしてしまいますが、

岡田監督のもと、チームとしてはしっかりと機能しているように思います。

明日の午前3時30分、

1次リーグ突破をかけたデンマーク戦が始まります。

ガンバレ、ニッポン!!!

 

さてさて、

最近のブログは、リフォーム関係の内容でお届けしてきましたが、

「百聞は一見に如かず」ということで、

リフォームフェアの告知をいたします。 

今週の土曜日、6/26のAM10:00~PM5:00に

INAXの富山ショールームにて、

「新商品リフォームフェア」が開催されます。

 img-624115710-0001.jpg

 

キッチン、トイレ、ユニットバスなどの水回り設備を見ることができます。

INAXさんの商品の特徴として、

毎日のお掃除がしやすくなる機能に力を入れているようです。 

 

ぜひ、この機会に現物をご覧になって

リフォームする際のご参考にしてくださいね。

会場の地図はこちら

.jpg友井

2010/6/17 木曜日

動きの要所に手すり

こんにちは、友井です。

今週は、世の中W杯一色でしたね。

昨日は、優勝候補と言われているスペインが

スイスに敗れるという番狂わせがありました。

 

1回勝負のスポーツの世界では、

必ずしも前評判通りにはいかないということですね。

日本は19日のオランダ戦、

勝ち点を得られれば、予選リーグ通過がかなり近づきます。

カメルーン戦での勢いで、

オランダ戦も頑張ってほしいです。

 

今回で最後になります。

「水まわりのバリアフリー 浴室編」の3回目は、

「動きの要所に手すり」をお伝えいたします。(日経ホームビルダー2008.4参照)

 

手すりを設置するときには、

いくつか押さえておきたい注意点があります。

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まず1つ目は、

各動作のポイントに手すりを設置してください。

浴槽の縁のまたぎ、

浴槽内での立ち座りは

優先度の高いポイントです。

このほか、洗い場での移動や

脱衣室からの出入りに関する場所にも支えとなるものがあればいいでしょう。

 

最近では、

シャワーのスライドバーと手すりを兼用にした製品もあります。

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しかし、従来のもので、

同じ形でも手すりを兼ねていないスライドバーもあります。

その場合、体重をかけると壊れる危険性があるので注意が必要です。

 

2つ目は、

手すりには浴室用の製品と、

それ以外の製品とに分かれている場合があることです。

見た目の違いはありませんが、

浴室用の手すりは、ぬれた手で触っても滑りにくいように仕上げてあります。

違いを知っておくことも大切ですね。

 

今回で、しばらくお伝えしてきました

水まわりのバリアフリーの注意点は終わりです。

言葉で言ってしまえば簡単なバリアフリーですが、

意外と注意する点はたくさんあります。

工事してもらう業者選びさえ間違えなければ、

より気持ちよく暮らせる住まいづくりができます。

今後も、

家づくりをお考えの皆さんのお役にたてる情報を発信していきますので、

よろしくお願いします。

.jpg友井

2010/6/15 火曜日

浴槽の縁を握りやすく

おはようございます、友井です。

 

勝ちました!!! 

岡田ジャパン!

前評判はあまりよくありませんでしたが、

それを覆す、見事な勝利!!!

本番前なら、負けたっていいんです。

結果が出れば、

本番前の勝てなかった試合が、いい調整になったって言えますからね。

次の試合も、

がんばれ、日本!!!

 

朝からテンションが上がったところで、

昨日のブログの続きです。 

水まわりのバリアフリー 浴室編」の2回目は、

「浴槽の縁を握りやすく」をお伝えします。

(日経ホームビルダー2008.4参照)

 

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浴室での「またぎ」とは、

浴槽の縁を越える動作のことです。

 

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 片足を上げて、

残りの足で踏ん張る。

子どもや、高齢者はバランスを崩しやすい動作です。

その際の助けとなるものとして、

手すりのほかに、浴槽の縁も見逃せません。

 

小さな子の体を洗っているときの体の支えにさせたり、

掃除のときにちょっと握ったりと、

意外と無意識に、浴槽の縁を使っているものです。

こうした動作を考慮すると、

浴槽の縁は握りやすいものを選んだほうがいいと言えます。

 

浴槽の縁まわりの幅をタイルで厚く仕上げると、

見栄えは確かにいいのですが、

またぐ、座ると言った動作はしにくくなります。

若くて健康な時には大丈夫でも、

将来体力がなくなったときに問題になる可能性がありますので、注意が必要です。

 

また、浴槽の縁の高さや、

洗い場と浴槽の床面の高さの差も、

またぎに伴う不安感を左右します。

浴槽の縁は、もちろん低い方が

足の出し入れはしやすいのですが、

洗い場と浴槽の床面高さの差が大きすぎても

動作は不安定になります。

 

浴槽の縁は洗い場の床から40~45cmに収めるのが適当です。

大浴場のように、

洗い場から立ち上がりなしで浴槽を埋め込んだ浴室にするときには、

足がかりとなる段を浴槽内に設けるようにしましょう。

 

浴室のリフォームをご相談はこちらまで。

お見積は無料ですので、気軽にご相談ください。

TOTO、INAXなど各種メーカーのカタログもご用意できます。

.jpg友井

 

2010/6/14 月曜日

カランの取り付け位置も高くする

こんにちは、友井です。

関東が梅雨入りしましたね。

そのせいもあってか、今日は何だがじめじめした暑さを感じます。

土日は、ありそドームでリフォームフェアがありました。

来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。

話題の電気自動車も展示してありましたよ。

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 エンジンを入れても、

音が全くしませんでした(驚)

 

トイレのバリアフリーの話は前回で一段落したので、

今日から3回にわたって、

浴室のバリアフリーの話をしていきます。(日経ホームビルダー2008.4参照)

 

浴室は、足元がぬれていたりすると滑りやすく、

大変危険です。

立ち座り、またぐなどの動きを伴う場所では、

特に注意が必要です。 

 

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TOTOのUD研究所が、

「浴室を使うときに困っていること」を調査を実施したところ、

立ち座りやまたぎがつらい」と

平均で30%の人が答えたそうです。

30歳代や40歳代に限っても、

27~28%がつらいと答えています。

年齢にかかわらず、立ち座りやまたぎといった動作は

浴室で注意しなければいけないと言えます。

 

「水まわりのバリアフリー 浴室編」の1回目は、

カランの取り付け位置も高くする」のテーマでお届けします。

 

立ち座りには、

バスタブの中で腰を沈めたり立ちあがったりする動作と、

洗い場での動作があります。

 

洗い場でのポイントは、

「ふろイスの高さ」です。

一般的には20~25cmの高さのふろイスが多いですが、

最近では40cmのものも出てきてます。

足の裏を洗う時には、

低いイスの方が体は安定しますが、

立ち座りが楽なのは、

高いイスの方です。

身体の状況にあったものを選んでください。

 

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ただし、座面の高いイスを使うときには

注意が必要です。

イスに合わせて、

カランの位置や、洗面器を置く場所も高くする必要があります。

イスだけ高いと、

お湯を出したり、洗面器を使うときに

かえってつらい姿勢になってしまいます。

 

座面の高いイスを使うのであれば、

壁を壊してカランの位置を高くし、

洗面台の置き台を設置。

洗面器の置き台は、

ふろイスの座面高さから

マイナス50mm~プラス100mmの範囲が

体への負担が少ない高さです。

カランの位置は、

洗面台の置き台から200mm程度上げた高さに

設定するとよいでしょう。

 

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もし壁を壊す余裕がない場合には、

既存のカランから、

そのまま壁に沿って配管を立ち上げるタイプの商品もあります。

ただし、

こうした商品では熱湯側の配管が熱くなりやすいので、

火傷しないように、表面にゴムを巻くなど

現場での対応が必要です。

 

浴室のリフォームをお考えの方には、

無料でお見積もりいたしますので気軽にご相談ください。

TOTO、INAXなど各種メーカーのカタログもございます。

ご連絡はこちらまで

.jpg友井

2010/6/12 土曜日

側方入りにする利点

こんにちは、友井です。

本日より2日間、魚津ありそドームにて

「電化リフォームフェア」

を開催いたしております。

最新の住宅設備はもちろん、

IH体験コーナーや、光熱費試算コーナーもあります。

リフォームを検討中の方は、

この機会にぜひお越しください。

 

と、お知らせが終わったところで、

水まわりリフォームのアドバイスです。

 

「水まわりのバリアフリー トイレ編」の3回目は、

「側方入りにする利点」

についてお伝えしていきます。

(日経ホームビルダー2008.3参照)

 

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ご家族に、介護な必要な方や、

車いすで生活している方がいらっしゃる場合は、

出入口の位置や、幅にも気をつける必要があります。

 

出入口は、トイレの長辺側、

つまり、便器の側方にあると体の回転が少なくて済みます。

入口が前方にある場合は、

体の向きを180度回転させる必要があります。

 

扉の有効開口寸法との兼ね合いもあります。

住宅性能表示の等級3以上では、

有効開口の寸法を750mm以上としています。

側方に入口があれば、

必要に応じて壁を取り払い、

幅の広い扉に変えることも可能です。

トイレの前にある廊下を活用すれば、

車いすの回転や、横からの介助もしやすいです。

 

既存のトイレを車いす対応に改修しようとしても、

トイレ空間の大きさや向きは簡単には変えられないものです。

新築時にできるだけ側方入口のトイレにしておけば、

将来車いすを使うようになっても、

比較的容易に、対応することができます。

 

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 トイレのバリアフリーを考えるときには、

寝室からトイレまでの経路に対する配慮も必要です。

若い方にはピンと来ないかもしれませんが、

夜中にトイレに行く回数は、50代以上で急増します。

トイレまで移動するための安全確保は欠かせません。

できるだけ寝室の近くにトイレを配置するほか、

将来手すりをつけられるようにする、

足元灯を設置するといったことも考える必要があります。

 

 

 toilet_04.jpg

トイレのオプションもたくさんあります。

必要に応じて選ぶと便利です。

 

普段の生活ではなかなか気づきにくいことを、

造り手の立場からお伝えできるよう、

常に心がけています。

家づくりでお困りのことがあれば、

気軽に声をかけてくださいね。

.jpg友井

 

2010/6/4 金曜日

手洗い器の分離も有功

こんにちは、友井です。

今日の最高気温は26℃でした。

急に暑くなってきましたね。

気象庁の発表によると、

北陸の梅雨入りは6月下旬とのことです。

野島建設の家は、梅雨でも快適ですよ~、

っと少し宣伝させていただいたところで、

引き続き、バリアフリーの基礎知識のお話です。

 

「水まわりのバリアフリー トイレ編」の2回目は、

「手洗い器の分離も有功」

についてお伝えしていきます。

(日経ホームビルダー2008.3参照)

 

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最近は便器の背後にタンクがない、

すっきりとしたデザインの

タンクレストイレの人気が高まっています。。

 

タンクレストイレはデザインだけでなく、

手洗い器を別に設置することにより、 

体への負担を軽減できるメリットもあります。

 

タンクと便器が一体となった従来タイプでは、

手を洗う際に一度振り向き、

便器越しに手を伸ばさなければいけません。

 

若くて健康であれば無理なくできるこの動作が、

高齢者や、体の不自由な人にとっては大きな負担になります。

小さな子どもも、伸びあがって

手を洗わなければいけないので大変です。

 

独立した手洗い器をつければ、

便器から立ち上がった後、

楽な姿勢で手を洗うことができます。

 

トイレのすぐ近くに洗面化粧台があれば、

手洗い器自体が不要になる場合もあります。

プランニングの時に工夫をすることで、

コストも削減できます。

 

小さな手洗い器では、

手を洗う際に水が床にこぼれやすいので、

床材にも気を使う必要があります。

耐水性のあるクッションフロアなどがおススメです。

 

今回はここまでです。

次回は、

「側方入りにする利点」について

お伝えします。

水まわりリフォームのご参考になればうれしいです。

.jpg友井

2010/6/3 木曜日

楽に立てる寸法は60cm

こんにちは、友井です。

6月に入り、ようやく気温も上がってきて、

気持ちのいい天気の日が続いています。

6月と言えば、衣替えの季節ですが、

当社には、もうすでに半袖の社員もいます(笑)。 

 

引き続き、バリアフリーの基礎知識のお話をお伝えしていきます。  

今回からは、

「水まわりのバリアフリー トイレ編」

を3回にわたってお伝えいたします。

(日経ホームビルダー2008.3参照)

 

使いやすいトイレを実現するためには、

空間の寸法が重要な要素になります。

空間の大きさに合わせて、

便器の選び方や配置を考える必要があります

 

第1回目は、「楽に立てる寸法は60cm」をお伝えいたします。

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若くて健康な時には気づきにくいことの1つに、

便器まわりでの立ち座りがあります。

高齢者などの力の入れにくい方は、

様式の腰かけ便器から立ち上がる時に

大きく前傾しやすいのです。

便器の前方に空間の余裕がないと、

すんなりと立ち上がれず

壁に頭をぶつけてしまいます。

 

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品格法)の

住宅性能表示における「高齢者への配慮」の等級3以上では、

便器と前面壁との距離の目安が

50cm以上とされています。

 

しかし、

楽に立ち上がるために深く前傾すること、

身づくろいすることを考えると、

余裕をみて、60cm以上距離をあけたほうが使い勝手がいいと思います。

 

便器の前方に60cm以上のスペースを確保するには、 

一般的な大きさの洋式便器を設置する場合、

トイレの長辺寸法は1400mm弱必要です。

タンクレス便器を設置する場合は、

1250~1300mm程度はみておく必要があります。

 

注意しなくてはいけないのは、 

和式便器から洋式の腰掛け便器に改修する場合です。

既存の和式トイレの大きさは、

狭い場合で約800×1100mm。

一般的な大きさの腰掛便器だと、

前方の空きスペースが足りません。

奥行きが630mm程度のコンパクトタイプや、

角度を45度振って配置するタイプの便器を選ぶ必要があります

 

しかし実際には、

こうした点を配慮せずに便器を選択してしまうケースも少なくありません。

和式からの改修の際、

便器だけを取り換えればいいと考えるのは間違いです。

便器を使う空間の大きさを考慮に入れて、

機器を選ぶことが大切です。

野島建設でリフォームを行う際には、

こういった点にも気を配って、アドバイスさせていただいてます。 

 

次回のブログは、

「手洗い器の分離も有効」

をお伝えいたします。

水まわりリフォームのご参考になればうれしいです。

.jpg友井

2010/5/31 月曜日

水まわりのバリアフリー トイレの手すり編~その3~

こんにちは、友井です。

今回も、水まわりのバリアフリーの基礎知識をお伝えします。 

 

今回は、

トイレの手すり取り付けの注意点その3です。

(一部日経ホームビルダー2008.2より抜粋)

 

3つ目のよくある間違いは、

最近よくつかわれている棚板の設置場所です。

 

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棚板は単なる飾り棚ではなく、

手すりの役割も兼ねています。

したがって、

横バーと同じ程度の高さに設置するのが基本です。

 

トイレットペーパーロール(紙巻き器)と一体化した棚の場合は、

トイレットペーパーが使いやすいように、

横バーよりも少し高めに設置するとよいでしょう。

 

高さなどの数値は、あくまで目安です。

将来のためにつけておく場合は、

一般的な高さを基準にしておけばいいのですが、

体の自由の利かないご家族がいらっしゃる場合は、

その人の体格や、動きに配慮する必要があります。

 

例えば、片マヒなど

体の動かせる範囲が限定されているケースだと、

その人が使える位置に手すりを取り付けてください。

握力が弱い人であれば、

手すりよりも、面で支える棚の方が安心です。

 

ただ難しいのは、

トイレ内での動きを本人に聞いても、

なかなか正解が返ってこないことです。

立ち座りの際に

無意識に何かをつかんでいることも多にもかかわらず、

質問すると、

「手すりがなくても大丈夫」という答えが返ってきます。

本人の言うことだけを頼りにせずに、

使い手の動きをできるだけ観察し、

情報収集することが大切です。

介護が必要なご家族の場合には、

担当のケアマネジャーさんに

日常の動きについて聞いてみる方法もあります。

 

たかが手すりと侮らず、

正しい工事をすることが大切です。

 

バリアフリーについてのご相談は、

福祉住環境コーディネータのいる

野島建設までご連絡くださいね。

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.jpg友井

 

2010/5/28 金曜日

水まわりのバリアフリー トイレの手すり編~その2~

こんにちは、友井です。

昨日に引き続き、

バリアフリーの基礎知識についてお伝えしたいと思います。

今日は、

トイレの手すり取り付けの注意点その2です。

(一部日経ホームビルダー2008.2より抜粋)

 

手すりの取り付け方で

よくある間違いの2つ目は、

「下地の受け材がない壁に、そのまま取り付けてしまう」ことです。

img-527175428-0002.jpg

リフォームで手すりを設ける場合に起こしやすい間違いです。

この状態だと、グラグラして不安定です。

手すりは、全体重がかかることもあるので

十分に強度を確保する必要があります。

 

リフォームで壁に手すりを取り付ける場合には、

壁の上から、

補強板を柱の間を渡してビス留めして、

この下地に手すりを固定します。

 

新築の場合であれば、

下地に構造用合板などを入れておけば、

将来手すりを設置したり、

手すりの位置を変えたい時も

柔軟に対応できます。

 

当社では、胴縁などの下地材はしっかりと入れていますが、

ローコストメーカーでは、下地材が入っていない場合もあるそうです。

施工会社を選ぶときには、

こういったことにも気を付けてくださいね。

 

次回は、

トイレの手すり取り付けの注意点その3です。

 

.jpg友井

2010/5/27 木曜日

水まわりのバリアフリー トイレの手すり編~その1~

こんにちは、友井です。

バリアフリー改修が住宅エコポイントの対象になったことなどもあり、

これを機会に、バリアフリー化しようかなと考えている方も多いと思います。 

そこで、今回から数回にわたり、

バリアフリーの基礎知識についてお伝えしたいと思います。

(一部日経ホームビルダー2008.2より抜粋)

 

転倒などの事故が起きやすい水回りは、

安全への配慮が欠かせません。

しかしバリアフリー化の際に、

知識不足から間違いを犯している現場も多いです。

 

今回は、

トイレの手すり取り付けの注意点その1

をお伝えします。

 

安全にトイレを使うために、

手すりは有効な役割を果たします。

 

ただし、取り付け方を間違えてしまうと、

使いにくいばかりか、

狭い室内での動きの邪魔になってしまいます。

よくある間違いを3つ紹介します。

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まず一つは、L字型の手すりの向きです。

便器に座った人に対し、

下側の横バーが

縦ポールの向こう側に伸びるように

設置した例をしばしば見かけますが、

これは向きが逆です。

 

便器まわりの手すりは、

大きく2つの役割を持ちます。

人が立ち座りをするときの手がかりとなること、

便器に座っているときに体を安定させることです。

前者では、おもに縦ポールが機能し、

後者では、おもに横バーが使われます。

横バーは便器の横に設置しないと意味がありません。

手すりの意味を理解していれば、

このような間違いを犯さずに済みます。 

 

残り二つは、

次回のブログでお伝えいたします。

 

当社には、

福祉住環境コーディネーターの資格を持つスタッフも在籍しています。

何かお困りの際には、気軽にご相談くださいね。

.jpg友井tomoi@nojima-k.jp