シロアリ対策
こんにちは、友井です。
台風が過ぎてから、かなり涼しくなった気がします。
といっても、
まだ30℃近くありますが…
そんな、
僕の周りを涼しくしてくれた台風ですが、
基本的には来てくれない方がいいですね。
工事中の現場もたくさんありますし、
心配です。
富山は、
幸いにも直撃は少ないんですけどね。
立山様々です。
立山に感謝をしたところで、
今回もシロアリです。
シロアリは、コロニー(巣)と呼ばれる一つの集団を作り社会生活を営んでいます。
また、1年に1度新しい成虫(羽アリ)が巣から飛び出します。
シロアリの被害に気付くのは多くがこの時です。
羽アリの発生時期は、
3月~5月の日中に黒色の羽アリが出た場合はヤマトシロアリで、
5月~7月の夜電灯に羽アリが集まった場合はイエシロアリと一般に言われています。
シロアリの働きアリや兵隊アリは
白い色をしているので
アリとの見分けは簡単です。
しかし、羽アリになると見分けが難しく
若干の羽の形の違いなどで見分けます。
シロアリは光や空気(乾燥)を嫌うため、
普通土の中や木材の中に隠れて活動します。
また、土や自分の排泄物で加工した特別なトンネル(蟻道)を作り、
その中を行き来し光や空気を避けて活動します。
そのため木材が被害を受けても、
表面だけ残して内部だけ食い荒らされているのが特徴です。
ヤマトシロアリの被害発生場所
湿っている木材を好むため、
風呂場、台所、洗面所、トイレなどの水廻り付近に多く発生します。
また雨漏りや結露などによって水分が補給されれば
それ以外の場所でも生息可能です。
被害を受けた場所がコロニー(巣)になっていて、
一つのコロニーの固体数は数万から数十万匹と言われています。
ヤマトシロアリによる被害は、
加害部分を特定できれば
その部分に重点を絞った対策が可能です。
床下での作業性がよければ比較的駆除は簡単にできます。
イエシロアリの被害発生場所
大きな特徴として自分で水を運びながら加害します。
被害は建物の足元廻りにとどまらず、
2階や屋根部分
ひどい時には建物全体に及ぶこともあります。
地中などに作ったコロニー(巣)を中心に
最大100mの範囲で活動を行い、
個体数は最大数百万匹。
駆除の際は建物内部だけでなく、
地中の巣を特定して行う必要があります。
巣を残しておくと、
短期間で再度加害を受ける可能性が高くなるので注意が必要です。
そのほかにも
奄美大島より南の地域や小笠原諸島に生息する
ダイコクシロアリや
北米からの輸入材や輸入家具とともにしばしば発見され
その被害が全国で報告される
アメリカカンザイシロアリが
建物に被害を与えるシロアリとしてあげられます。
そんな怖~いシロアリですが、
いよいよ次回、
対策についてお話いたしますのでお楽しみに。
友井 裕介
シロアリでお困りの方、ご相談にのります。
0765-24-6330までご連絡ください。