木造住宅にとって、最大の外敵は?
こんにちは、友井です。
気が付けば9月ですね。
今年も残すところ4か月を切ってしまいました。
社会に出てから、
より一層、時が経つのを早く感じています。
今一緒に住んでいる、姪っ子の成長の早さにも驚きです。
子供を間近で見ていると、
自分も日々成長できているのか、
時間だけが過ぎて歳をとっただけになっていないか、
いろいろと考えさせられますね。
さて、
今回のブログは、
木造住宅にとって、最大の外敵は・・・?
ということなんですが、いったい何だと思いますか?
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「そうだね、プロ・・・(略)」
はい、正解はシロアリです。
木造住宅をつくっている我々にとって、
天敵ともいえるシロアリ。
シロアリと聞くと、
アリの仲間と勘違いされがちなんですが、
実は全く違うんです。
アリはハチ目の昆虫で、
翅(羽)を欠く社会性のハチであるのに対し、
シロアリは朽木などの植物遺体を食べるゴキブリのなかから、
社会性を著しく発達させた系統の昆虫である。(ウィキペディア調べ)
そうなんです。
アリではなく、
昆虫会の嫌われ者NO.1、ゴキブリの仲間なんです。
今回から数回にわたり、
木造住宅の最大の外敵、
シロアリとその対策についてお話していきたいと思います。
シロアリはご存じの通り、
柱や梁を食べて、穴だらけにしてしまいます。
大きな地震で倒壊した建物の多くは、
シロアリによって強度が極端に落ちた建物だったと聞きます。
シロアリといっても、
その種類は多く、地域によって様々です。
日本に多いのは、
ヤマトシロアリとイエシロアリ。
中でも質(タチ)の悪いのがイエシロアリです。
富山はほとんどヤマトシロアリですが、
近年の気候の変化とともに、
西日本からイエシロアリの被害が広がってくることが考えられます。
ヤマトシロアリの被害は、部分的・局所的なものがほとんどです。、
湿った木材を好むので、
雨漏りなどの影響によって、材木が湿っている場合を除けば
家全体が被害を受けることはほとんどありません。
対してイエシロアリは、
乾いた木材を好みます。
木材の外にも巣穴を続け、
あちこちへとトンネルを繋げるため大規模に食害し、
放っておくと家全体が被害を受けてしまいます。
シロアリの不安を解消するために、
住宅のどの部分で、シロアリの被害が多いか、
どんな対策をすればよいのか、
次回からご紹介していきたいと思います。
友井 裕介
シロアリでお困りの方、ご相談にのります。
0765-24-6330までご連絡ください。