2011/6/30 木曜日

いい家って、何?

Filed under: 家づくりアドバイザー友井 — nojima @ 16:27:02

こんにちは、友井です。

久しぶりに、

NOJIMAブログに帰って参りました。

この3ヶ月間の間にいろいろと勉強して感じたこと、

タイトルにもあるように、

「いい家って、一体何なの?」

ということを、ブログで発信していきますのでよろしくお願いしますね。

 

さてさて、

世の中には、たくさんのもの(商品)が溢れています。

「いいものを、なるべく安く買いたい。」

普通は誰でもこんなことを思いますよね?

 

スーパーでの食材の買い物から、

洋服、家電製品、

車、そして住宅もそうですね。

 

よく買い物をする野菜や果物なんかは、

旬かどうか、

色つや、形、大きさなんかを手に取って判断できます。

何を選べば良いか、

経験で何となくわかるんです。

 

購入頻度が低くなればなるほど、

価格が高価になればなるほど経験が少なくなり、

よい買い物をしたい、失敗したくないとの思いから、

ものを買うまで慎重になり、時間がかかります。

 

家電製品なんかは、

雑誌や、価格コムなんかのレビューサイトを見て判断する人も多いと思います。

 

車も、

同じく雑誌やレビューサイトを見たり、

ショールームで実物を見たり、試乗したりして、

比較検討して購入しますよね。

 

そして、住宅です。

書店に行けば、かなりの量の住宅雑誌や書籍が。

インターネットで検索すれば、

かなりの量の情報が手に入ります。

郊外にある住宅展示場、

週末には完成見学会のチラシを見て、実際に見に行く。

このような形で、

家作りに失敗しないように、知識を身につけていく訳です。

 

私たちはものを選ぶときには、

経験、それがない場合は情報をたよりに決めているのです。

知人の中で専門家がいれば、そのアドバイスが非常に頼りにしますよね。

ものを選ぶときに、

実際のものの善し悪しではなく、

情報をたよりに 決めているんです。

 

要するに、

他人の判断、経験でものを選んでるんです。

家電や、車であれば、

一定の品質、ほぼ同じものを買うことができるので、

参考になる部分は多いと思います。

住宅も同じように参考にしてもよいのでしょうか?

 

注文住宅であれば、

1棟1棟、全く違う家になります。

規格住宅でも、

周辺の環境や、土地の状況により、

違うものになってきます。

 

情報をたよりに依頼先を決めるということは、

情報を発信していない会社は、

どんなに素晴らしい住宅を建てることができたとしても、

お客様に選んでもらえない。

 

情報をどんどん出している会社は、

そんなにたいした住宅を建てていなくても、

お客様に選んでもらえる。

 

豪華な展示場、素晴らしいパンフレットやカタログ。

洗練されたホームページや、

毎週入る折り込みチラシ、

毎日TVCMを流せる会社を

選んでしまう。

 

建築棟数が多いから、いい家なんだと思ってしまう。

建築棟数が少ないから、なんか心配と思ってしまう。
広告の上手な、売り方の上手な会社。

腕は確かだが、

職人気質で無口な会社。(ちなみに自分が家作りをお願いしたいと思う会社は、腕の確かな職人気質の会社です。)

 

そんな中で、いい家を建てるというのは、

実は非常に難しいんです。

どこに依頼するかが非常に大切なのですが、

情報発信の上手な会社は見つけやすく、

職人気質で無口な会社は見つけにくいんです。

 

そんな訳で、

あくまで友井が思う(主観丸出しです)、

どうやっていい家を建てればいいかを、

ブログを通じて発信していきます。

 

腕の良い職人さんたちに日が当たるような建築業界になるよう、

職人になりたい若者が増えるように、

がんばっていきます。

.jpg 友井 裕介
わかりやすく、伝える。
シャイな職人さん達が最も苦手なことです。
ただ、今後お客様から選んでもらうには、
伝えること、情報発信することは必須です。
いい家、いい職人、いい会社を遺していくため、
わかりやすく伝えるということを
徹底してやらなくてはいけないと感じています。