窓の配置
はじめまして、設計の石坂と言います。
なんだか梅雨に入ったというのに、まとまった雨も降らず、急に暑くなったりして大変ですね。
先日、建築中のお客様から窓の配置がとても良かったと喜んでもらいました。
窓の配置というものは、設計の中でも結構悩むところです。
法律上のことは当たり前として、敷地の景観、風の向き、隣家の位置、家の外観等を考慮して配置しなくてはいけません。
また、 窓部分は、たとえペアガラスを使用したとしても、他の断熱部分とは比べ物にならないくらい熱損失が大きいので、
高気密工断熱住宅を設計する場合は、窓の面積に気をつけなくてはいけません。
今回のお宅では、玄関が北側になり、北側は水廻り等のため、窓が少ないので、小さな小窓を組み合わせてアクセントにしました。
南側には、隣地のビニールハウスが接近して立っているので、1階にはあまり窓を設けず、2階の窓から南の光が吹き抜けを通して
差し込むように考えました。
東側は、田んぼがつながっていて家がまったくないので、立山連峰が一望できます。
そこで、2Fの吹き抜け部分に大きなはめ殺し窓を設け、立山連峰がパノラマ写真のように眺望できるようにしました。
とても景色がよく、お客様も大変喜んでいただきました。
これからも、窓の配置を考えた設計を心がけて生きたいと思います。
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