こんにちは、友井です。
久しぶりに、
NOJIMAブログに帰って参りました。
この3ヶ月間の間にいろいろと勉強して感じたこと、
タイトルにもあるように、
「いい家って、一体何なの?」
ということを、ブログで発信していきますのでよろしくお願いしますね。
さてさて、
世の中には、たくさんのもの(商品)が溢れています。
「いいものを、なるべく安く買いたい。」
普通は誰でもこんなことを思いますよね?
スーパーでの食材の買い物から、
洋服、家電製品、
車、そして住宅もそうですね。
よく買い物をする野菜や果物なんかは、
旬かどうか、
色つや、形、大きさなんかを手に取って判断できます。
何を選べば良いか、
経験で何となくわかるんです。
購入頻度が低くなればなるほど、
価格が高価になればなるほど経験が少なくなり、
よい買い物をしたい、失敗したくないとの思いから、
ものを買うまで慎重になり、時間がかかります。
家電製品なんかは、
雑誌や、価格コムなんかのレビューサイトを見て判断する人も多いと思います。
車も、
同じく雑誌やレビューサイトを見たり、
ショールームで実物を見たり、試乗したりして、
比較検討して購入しますよね。
そして、住宅です。
書店に行けば、かなりの量の住宅雑誌や書籍が。
インターネットで検索すれば、
かなりの量の情報が手に入ります。
郊外にある住宅展示場、
週末には完成見学会のチラシを見て、実際に見に行く。
このような形で、
家作りに失敗しないように、知識を身につけていく訳です。
私たちはものを選ぶときには、
経験、それがない場合は情報をたよりに決めているのです。
知人の中で専門家がいれば、そのアドバイスが非常に頼りにしますよね。
ものを選ぶときに、
実際のものの善し悪しではなく、
情報をたよりに 決めているんです。
要するに、
他人の判断、経験でものを選んでるんです。
家電や、車であれば、
一定の品質、ほぼ同じものを買うことができるので、
参考になる部分は多いと思います。
住宅も同じように参考にしてもよいのでしょうか?
注文住宅であれば、
1棟1棟、全く違う家になります。
規格住宅でも、
周辺の環境や、土地の状況により、
違うものになってきます。
情報をたよりに依頼先を決めるということは、
情報を発信していない会社は、
どんなに素晴らしい住宅を建てることができたとしても、
お客様に選んでもらえない。
情報をどんどん出している会社は、
そんなにたいした住宅を建てていなくても、
お客様に選んでもらえる。
豪華な展示場、素晴らしいパンフレットやカタログ。
洗練されたホームページや、
毎週入る折り込みチラシ、
毎日TVCMを流せる会社を
選んでしまう。
建築棟数が多いから、いい家なんだと思ってしまう。
建築棟数が少ないから、なんか心配と思ってしまう。
広告の上手な、売り方の上手な会社。
腕は確かだが、
職人気質で無口な会社。(ちなみに自分が家作りをお願いしたいと思う会社は、腕の確かな職人気質の会社です。)
そんな中で、いい家を建てるというのは、
実は非常に難しいんです。
どこに依頼するかが非常に大切なのですが、
情報発信の上手な会社は見つけやすく、
職人気質で無口な会社は見つけにくいんです。
そんな訳で、
あくまで友井が思う(主観丸出しです)、
どうやっていい家を建てればいいかを、
ブログを通じて発信していきます。
腕の良い職人さんたちに日が当たるような建築業界になるよう、
職人になりたい若者が増えるように、
がんばっていきます。
友井 裕介
わかりやすく、伝える。
シャイな職人さん達が最も苦手なことです。
ただ、今後お客様から選んでもらうには、
伝えること、情報発信することは必須です。
いい家、いい職人、いい会社を遺していくため、
わかりやすく伝えるということを
徹底してやらなくてはいけないと感じています。