快眠のススメ
こんにちは、友井です。
暑い暑いが口癖になって、
1ヶ月が経ちました。
皆さん、体調いかがですか?
朝体がだるかったり…
疲れが取れていない気がしたり…
自分もそうだったのですが、
睡眠の仕方が原因で、
夏、体調を崩す人が多いそうです。
そんな方のために、今回は
「快眠のススメ2010夏」
をご紹介します。
涼しく快適に眠るためには、
寝具、人間の体、寝室環境の3つの要素が必要になります。
まず寝具。
夏の寝具は、汗を吸って風通しの良い素材を選んでください。
枕であれば、ソバ殻。
風通しがよく、吸湿性に優れ夏向きです。
アジアでは陶器や籐(とう)、竹の枕などが使われてきましたが、
暑いときに頭を冷やすのは昔からの知恵です。
シーツは麻の素材のものに替えると涼しく感じられます。
マットレスの上に敷くひんやりとした感触のジェルマットなどもありますが、
汗を吸わない、20~30分で体温と同じ温度になる、
といった欠点もあります。
続いて、人間の体。
人間の体は「体内時計」の作用で、
昼間は活動に適した体温を保ち、夜になると体温が1度ほど下がります。
つまり体温が下がらないと、眠くならないという仕組みになっています。
麻のパジャマや、薄い布団に替えるのは体温を下げるのに効果的です。
裸で寝るのは汗を吸わないので逆効果です。
夏用のタオルケットを使う人も多いと思いますが、
ぴったりと体にまとわりつく素材は
逆に暑く感じることもあるので注意しましょう。
熱い風呂に入ると体温を上げて、
交感神経を活発にしてしまいます。
寝る直前ではなく、
できれば早い時間に、ぬるめの風呂に入りましょう。
最後に寝室環境です。
睡眠環境としては室温20~26度、湿度50~60%が望ましいとされています。
扇風機で気流を作るのもいいですが、28度を超えると効果が薄いです。
そんな時はエアコンを上手に利用しましょう。
エアコンの注意点は、
体に直接風を当てない、
朝までつけっぱなしにしないことです。
体が冷えると、体温を上げるために
エネルギーを使い続けます。
これが、朝起きると体がだるい、
疲れが取れない原因になります。
タイマーを利用して、
体温が急激に下がる、睡眠2時間後まで可動、
朝暑くて目が覚める方は、明け方から再可動させましょう。
以上が快眠のススメです。
私も、いくつか実行して、
かなり快適に眠れるようになり、体調も改善されました。
寝苦しい夜にお悩みの方、
ぜひご参考に。
友井 裕介
先日、住まわれて8ヶ月目のお客様の家を訪問いたしました。
エアコン27℃設定で十分涼しいとお伺いしました。
住宅の構造も、快眠のために役立っているなと改めて感じました。
エアコン27℃設定で十分涼しい秘密はこちら